今年5月、多目的空港公園内に完成した「宇宙交流センターSORA」の見学に行ってきました。役場の方に丁寧に案内していただき大変ありがとうございました。
始めは学級ごとに分かれ、格納庫やSORA展示室内にある約50点の展示物を見学しました。小型ロケットの実機や道産衛星の模型・ハイブリットロケット固形燃料や大気球の模型などの実物を見ると、子どもたちにとっても実感があり、熱心にメモをとっていました。
また、JAXAの前身であるNALで研究開発に携わり、多目的航空公園の開設にも深く関わっていらっしゃる横山晋太郎さん(大樹町在住)に、航空機の開発にまつわる歴史や大樹町の航空宇宙の取り組みについてわかりやすく説明していただきました。「民家が少なく静かである。冬季試験もでき、冬の晴天率も高く、日本にこのような環境の良いところはなかなかないんですよ。」とお話していただき、子どもたちが自覚していなかった町の特徴に気づくことができたと思います。
最後にH-TTBロケットの発射音体験を行わせていただきました。3キロも離れたところでこれほど爆音であれば、実際のロケット周辺はすごい衝撃なのだろうと想像することができました。
来月には「子ども議会」も行われます。しっかりと町の良さを学び、建設的な意見を述べることができるように準備していきたいと思います。今回はその学習活動の一環です。(
大樹町宇宙交流センターSORA)